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 アップが遅れに遅れました!
10/28(水)、かれこれもう一ヶ月前くらいになってしまいましたが…
(これってブログですよね?)
ada15d28.jpeg
会場になったシネコン、Village East Cinema

いよいよ上映。

ディナーを終えてみんなでVillage East Cinemaへ。
上映は10:10からのはずでしたが、前の上映が押しているとのこと。

しかし、そこで映画祭のスタッフのショーティーさんが、気を利かせてくれて、なんとか限りなく時間通りに上映してくれることに。

夜遅くにも関わらず、劇場にはアメリカ人の観客の方々が既に座っていてくれました。

この日は野球のワールドシリーズをやっていて、近くのスポーツバーでは長蛇の列が出来る程。

連日、こういう光景を見ていたので、映画より野球!という流れになってお客さんが来なかったら…と心配していたのですが、それほどでもなく、一安心。


ショーティーが元気で明るいハスキーヴォイスで冗談まじりで僕と映画の紹介をしてくれて、いよいよ上映!
左がプレゼンターのショーティーブラウンさん

画質はこの映画祭の決まりで、本当のクオリティでは上映されないのですが、とにかく音が良かった!

さすがシネコン。

スピーカーがいい。

今までで一番良いクオリティで音が再生できました。

しかし、画質が低いため、字幕が読みづらい…

これで台詞の内容が読み取れるかな?という部分もあり、ちょっと心配になりましたが、皆集中してみてくれているようなので、とりあえずどうしようもないので、そのまま上映。

そして、無事、上映終了。

終わった後、すぐにビデオカメラをオンにして持ちながら、お客さんの前に行って、

「ご覧になって頂き、ありがとうございました!何か質問は?」

と言うと、すぐさま、同じ映画祭で参加していた他の監督から、キャスティングはどうやったのか?
何日間で撮ったのか?など色々と質問を受けました。

そして、その後、お客さんにも感想をビデオで撮らせてもらい、音楽が良かった!とか、(これはネタバレなので、言えませんが、あるシーンが)良かった!と褒めてもらいました。

しかしある中年の女性の方が、(これがまた味のあるお顔をしていらっしゃるんですが…)開口一番、


中年女性「あなた、字幕ってもっと違う色を使った方がいいわよ!ねえ、普通、何色使う?」


と、他の人に聞き、


他の人「青とか?」


え?青?!いやいや、それは普通はないんですけど…
ていうか、読みづらいでしょ!

と思うんですけど…


中年女性「とにかく、字幕が見づらかった!」


とお叱りを受けました。

たしかに、今回の上映はDVCAMというフォーマットでしか上映できなかったため、解像度が極端に落ちる。(本来の3分の1、またはそれ以下)

上映が始まってすぐ、いや、これは見づらいな、と懸念していたのが的中したということ。

僕「すみません」

という暇もなく、その中年女性は


中年女性「今度からは、もっと見やすくするべきよ!

でも、それ以外は素晴らしかった。

こんなに良い映画を見られるとは正直、期待していなかったわ」

と、絶賛。


嬉しいものですね!

僕は客席の後方で、全体を眺める様に立ってみていたんですが、何故か、その並びで、一人だけ、観客席ではなく、どこかから椅子を持って来て見ていた人がいたのを思い出しました。

それが、この女性だったのです。

僕は聞いてみたくて、

僕「ちなみに何をやってらっしゃる方ですか?」

というと、

中年女性「テレビのプロデューサーよ」

と言っていました。

何を作っているか聞こうと思ったけど、向うの番組を見ている訳でも、番組名を言われても多分知らないので、聞かなかったですが、なんだかプロに見てもらって良かったです。

どこで誰が見ているかわからないなと思いました。

そして、NYで上映できて本当に良かったと思いました。

そのあと、この女性は一言付け加えました。

中年女性「トライベッカ(映画祭)に出した?」

僕「いえ、まだですが、この前、チラシを渡してきました」

中年女性「絶対応募しなさい。スザーンという人が仕切っているから、彼女宛にメッセージを添えて応募した方がいいわよ」

ここでもまた、トライベッカ。

これまでもNYに住む人たちから皆、ロバートデニーロのやっているトライベッカ映画祭の話を数多く聞いたので、やはり地元でもかなりリスペクトされているのだと実感しました。

来てくれたNY在住の方々、ありがとうございました!

そして、アメリカ人の観客の方々にも感謝!
左から「狂い面」月足監督、僕、「IMAGINING LOVE」NICK GILLESPIE監督、同PILLIP CONNORさん
左から、「狂い面」の月足監督、僕、「IMAGINING LOVE」のNICK GILLESPIE監督、同PHILLIP CONNORさん


上映終了後、映画祭で仲良くなった、日本人の、「狂い面」という映画の月足監督チームと最後の夜を飲みながら過ごし、翌早朝、名残惜しいNYを背にしてNew Jersey Transitという空港行きの電車に乗って、帰国の途につきました。
1bb4c873.jpeg
トライベッカ映画祭は毎年春開催される

 

今度はいつか、トライベッカ映画祭に入選してNYにまた帰って来れるよう、また新作を頑張ってつくらねば!
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