今日、噂の超低予算映画『パラノーマルアクティビティ』を見てきました。
というか、見てしまいました…
僕はもともとホラーは絶対に選んで見ないのですが、今日はかねてからある映画を見る為に持ちっぱなしだった劇場の共通鑑賞券を使おう、と思って、劇場に向かったところ、ふと、「パラノーマルアクティビティ」も同じ系列の劇場で見られることがわかり、これは見ておこうかな、と軽ーい気持ちで劇場に入りました。
劇場はかなり満員に近く、若い人たちが多かったです。
それで、長いことスクリーンで映画を見ていなかったので、どんな話かもなにも関係なく見たのですが…
なんとなく予告編等で見た映像はうろ覚えで、そんなにホラーとか怖い話とかなんて認識は全くなく、なんか超常現象が少し見えて面白いかも、くらいに思っていました。
だけれども、始まると、どうやらドキュメンタリーなんだなあと、まんまとその世界に入っていってしまって、気付いたら、相当怖い展開になっていき…
ああ、もう今、思い出したくないです!
僕はもともと怖い映画はダメなんです!
なのに、ヨリによって一人であんな映画を夜の回に見てしまい、途中から見ていることを後悔しながら見ていたのですが、結局、最後まで釘付けでした…
最後は余りの怖さに思わず、
「…ふざけんなよ」
と呟いてしまいました…
そして、一人の家に帰るのやだなあ、とか、夜眠れなかったらどうしよう、とか、思いながら、かなり憔悴して放心状態で新宿の街を駅までふらふらしながら歩きました。
ホームで電車を待っている時の僕は他人から見たら、
「この人、なにかあったの?死ぬつもりじゃないの?」
というくらい、酷くげっそりした顔をしていたと思います。
呆然と一点を見つめ、結構危ない人にも見えたでしょう。
ああ、なんて怖い映画を見てしまったんだろう…
ちゃんと映画の内容を把握してから行けば良かった…
なんにも予備知識がないから、この映画を本当に起こったことのドキュメンタリーだと思い込んで
見ていたので、なおさら怖すぎました…
《このあとは少しだけネタバレ?です》
見終わった後、会場がざわついて、逆に笑っている人たちもいて、僕は笑ってる場合じゃないでしょ!とも思えず、かなりビビっていたのですが、パンフレットが置いてあって、少し読んだら、
役者とか脚本とか書いてあって、
「これって、ドキュメンタリーじゃないんだ!」
とわかって、そこでやっと作り物(いわゆるモキュメンタリー)だとわかりました。
それで少しほっとしたんですが、
いやあ、まんまとやられました。
でも、それがわかっていたとしても相当怖かっただろうなあ…
いまだに怖いです。
ちなみに、この共通券でもともと見ようと思っていた映画は
「マッハ弐!!」
でした…
テイストが全然違う!
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