日曜の夜。
冷たい雨。
人通りの少ない六本木。
決して好条件とはいえない日にも関わらず、劇場にお越しいただいたみなさま、ありがとうございました!
僕が到着し、映画が終了すると、園部さんの声が聞こえて来て、慌てて舞台へ。
かけつけ、とはこのこと。
で、挨拶をさせてもらいました。
いやあ、もっと少ないかなあ、とすごく心配でしたが、意外や意外、ちゃんと来てくれて見てくれる人がこれだけいるんだなあ、と温かい気持ちにさせていただきました。
本当にありがとうございました!
園部さんと二人で挨拶できて良かったです!
そして、出口で一人一人挨拶していると、なんとあの、以前ブログで書いた、同い年の
タクシードライバーの方が、妹さんを連れて見に来てくれていました!
振り返った、制服姿しか見ていないので、一瞬、わからなかったのですが、よく見たら、あ!と
思わず握手をしてしまいました。
こうやって、「見に行きます!」と直接言ってくれた人たちが、そして、そこから薦められて来て頂いた方が、来てくれる。
人と人がつながる「熱」というのは、ほんのちいさな化学反応から起こるんだなあ。
ツイッターでもすぐリアクションをいただけたり、見た人が、友達に勧めてくれて、その人がまた見てくれてレビューまで書いてくれていることがわかる、そして僕がまた返す、という相互コミュニケーションが成り立つ。
すごくお客さんが近い、というのは、メジャー作品ではありえないことだと思います。
映画はライブだと思っていますが、作った側がそこにいることでしか起こりえない何かは確実にそこにあるのだとつくづく感じます。
とっても素敵な「熱」だと思います。
うーん、いい日曜の夜が過ごせました。
みなさんに本当に感謝です!!
その後、NYからお越しいただいているライターの植山さんにインタビューして頂きました。
しかし、日曜の六本木の夜は世知辛い…
コーヒーショップもすぐ閉まり、結局、場所を転々としながら、インタビュー。
一方、園部さんとゆうばりの雄、勝又監督、そして大分の異才、月足栄一監督らは一足先に居酒屋を探すも、どこもすぐ閉まってしまい、お互い、ほぼ漂流状態。
植山さんとは、僕のアメリカへ行ったきっかけや、今回のキャスティングに関すること、編集、日本のインディペンデントの現状の一部、またはもっと広がりのあるテーマで色々とお話しさせて頂きました。
すごく刺激になったし、「ロックアウト」の海外に対する売り込みに対して、まだまだ僕はやっていないことが沢山あるなあ、と気付かせてもらいました。
すごく楽しかったです!ありがとうございます!
「ロックアウト」、どんどん広がれ〜
がんばります!!
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