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 ロンドンのレインダンス映画祭から雨踊りの会で一緒で、

先日、シネマート六本木でのトークショーにも来てもらった、

安藤モモ子監督のデビュー作、『カケラ』が、

ロンドンプレミアを経て、

ついに渋谷、ユーロスペースにて、明日、4/3(土)から封切りになります!


レインダンス映画祭では2回とも見ましたが、初監督とは思えない程、すごい。うまい。


パンク。


今、日本でもっともパンクな映画監督の一人、と言ってもいいでしょう。


ストックホルムやパリでも絶賛の嵐だったようです。

(僕もストックホルム国際映画祭、行きたかった…)


僕が見たロンドン上映は二回とも満席でした。


主役の二人がまたいい。


すごくいい。


まるで安藤モモ子監督の生き写しのようでパワフル!

あの人にしか描けないワールドが生き生きと、恥ずかしげもなく、おおっぴらに気持ちよく弾けている!

そして、胸にガンガン刺さって来る台詞の数々。

男がドキッとするセリフも多いです。


そして、エッジの利いた、サウンドトラック。


最高にパンクでロックだ!


みなさん、良かったら、是非ご覧になってください。



安藤モモ子第一回監督作品
『カケラ』

4/3(土)より渋谷ユーロスペースほかにて全国順次ロードショー!!

http://love-kakera.jp/index.html

以下、安藤モモ子監督より告知です!


初日舞台挨拶決定!
 
4/3(土)の公開初日に下記の通り、監督、キャストのみなさんの舞台挨拶が決定しました!
是非ご期待ください。

4月3日(土) ①11:50の回上映後 ②14:10の回上映前
ゲスト(予定):安藤モモ子監督、満島ひかりさん、中村映里子さん、かたせ梨乃さん、永岡佑さん

※舞台挨拶の回は、本編からの上映です。

会場:ユーロスペース2
料金:2000円均一
販売窓口:チケットぴあ(Pコード:556-380)
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 もうすでに2週間も経ってしまいましたが、『第9地区』の試写に行ってきました!

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南アフリカ出身の新鋭、ニール・ブロムカンプ監督のSF映画で、『ロードオブザリング』のピーター・ジャクソンがプロデュースした、見た目は超大作ですが、ハリウッド的に見ると、”超低予算”。

もちろん、日本に於ける超低予算とはワケが違うのですが…


しかし、この映画、非常に面白い。

大興奮。

役者も監督の友人でプロデューサーをやっている人で、特に有名な人でもない上、他に誰がでているかといっても、誰も知らないばかり。

僕は役者が誰が出ていないと見に行かない、というタイプではないので、全然気にならないのですが、そういうことが気になる人でも、多分、この作品に於いては、気にならないでしょう。


なぜなら、この、全編にあふれる、情熱と覚悟、そしてユーモア。


勢いがすごい。


「これをどうしてもやるんだ!」


という気概が伝わって来て、そして、実は現代の社会風刺や、世界中で起こっている様々な問題を示唆しているストーリー、将来こういったこともあり得るだろう、という設定。


それを、のっけからハイテンションで最後まで見せ切る!


主人公にいつの間にか感情移入して、最後には拳を握りしめているような感覚になる、熱い、人間ドラマがそこにある。


これは、必見です。


僕はあまりSF超大作などは見に行かないのですが、これは、面白い。




グイグイ引っ張られる。


そして、笑える。


映画を見て、滅多に涙しない僕ですが、これにはやられました。



いろんな感情がごっちゃになって、もう、ジャンル映画とはこうなければならない、という垣根を超えているような気がしました。


そして、ニール監督の《覚悟》が全面ににじみ出ていて、それをダイレクトに感じて、胸が熱くなりました。



4/10から公開のようです。


皆さん、是非!


お招きくださった、わたなべりんたろうさん、ありがとうございました!


「第9地区」への僕の応援コメントが掲載されました!

 <「第9地区」応援コメント>
http://district9jp.web.fc2.com/comment.htm
 今日、制作部の仕事のロケで木更津に行ってきました。

終日、雨、雨、雨…

そんなに降らなくても…というくらい、ずっと降ってました。

これが、室内だけの撮影ならいいのですが、よりによって、外のシーンがあり、タイトなスケジュールのため、予備日がないに等しく、雨でも強行、ということになり、ずっと雨の中、撮影。

実際、正味、3時間くらい外で雨に打たれっぱなしだったのですが、今日、まさか雨で外のロケを強行するとは思っていず、油断して、非常に吸水性の良い、履き慣れたスニーカーを履いて行ってしまい、立っているだけで、どんどん雨が染みて来る…

そして、今日は真冬の寒さが戻ってきて、中途半端に寒い上、どんどん濡れて行くので、靴の中はびしょびしょ、手はかじかんであまりうごかなくなってきて、久々に失敗したな、と。


しかししかし、その組の監督は、撮るのが速い速い。

元々相当無理のあるスケジュールで押し込んでやっているので、スケジュール通りに撮る方が難しいのですが、その監督は、瞬時の判断がもの凄く早い上、思いつきも速く、実行も速い。

全て、速い。

そして、笑える。

結果、撮影もだいたい早く終わる。

今日も雨のせいで少しとりこぼした部分もあるものの、許容範囲。

帳尻が合いました。


素敵。


こういう人から、どんどん色々と学ばせてもらえる。


そして、この監督はとってもラブリー。

かなりハードルの高いことを要求するときもありますが、あの顔を見ると、がんばって、その思いを叶えてあげたいなあ、と思えて来てしまうのです…


自分の仕事に対するプライドもあるのですが、ほとんど職業病。


でも、そう思えて仕事できる方がいい。

雨のあと、最近喰い過ぎではないかというラーメンをすすった後の今、そう思えるのでした。


明日も早朝からロケ、がんばります!!


昨日、おとといの上映会で購入した飯田基晴監督のドキュメンタリー、『あしがらさん』を見ました。(飯田監督は『犬と猫と人間と』の監督でもあります)

72分、ずっとあしがらさんから目が離せないドキュメンタリーでした。

『あしがらさん』は、新宿の家のない方々の中でも3本の指に入る、悲惨な状況の方で、20年以上、路上で暮らしていた人なのですが、その人物を、仲間で2万5千円ずつ出しあって初めて買った、10万円のホームビデオカメラで3年間、撮り続けて完成したドキュメンタリーだそうです。


舞台は2000年くらいの西新宿。当時、家のない方々は新宿駅を中心として600人以上いらっしゃったそうで、その後、火事で多くの方が亡くなられ、駅から退去させられ、いまだ新宿中央公園などで多くの方々が住んでいます。


その中でひときわ有名だったのが、「あしがらさん」と呼ばれる男性で、この方と監督の飯田さんの二人のコミュニケーションから生まれたドキュメンタリーです。


この映画を見たとき、僕はいつか、自分もこうなったらどうするか、自分があしがらさんだったらどうするか、もし、自分の体がこうなったらどうしているか、または将来的に老人になって、こうなった場合、どうするか… などなど、様々なことを考えながら、見入ってしまいました。


そこには、他人の助けや、温かい心に触れる中でもどうしてもあしがらさんがあしがらさんである何かがひっかかって、そこが非常にやるせなく、また、その人にしかない人生の裏側をどうしても知りたくなりますが、あしがらさんはあまり言葉にしない。


どうしてあしがらさんは20年間も路上で生活するはめになったのか、そして、それはどうにかならないものなのか、をずっと、ずっと、見ている間考えざるを得ない映画でした。


とにかく、一度、見ることをお勧めしたいドキュメンタリーです。


とってもチャーミングで憎めない、あしがらさん。

喋り方が独特で、本当に愛らしい。

言っていることも、結構、「えー!さっきまでこういってたのに!」っていうところもあり、笑えます。


そして、それを真っ正面から捉えようとしながらもあしがらさんを次第に好きになって行く飯田監督の愛のある視点と二人の関係性の変化。


見終わった後、僕は笑顔になっていたと思います。


良い映画を見たなあ、そんな気持ちにもなれる映画です。


セリフを少し抜粋。






飯田監督「いい時期とかあったんですか?」


あしがらさん「いい時期なんかまだ来ないよ、これからだよ」






もし機会があれば、是非!


 今日、渋谷のアップリンクで『優れたドキュメンタリーを観る!VOL.2『あしがらさん』x『フツーの仕事がしたい』上映会』を観てきました。


『フツーの仕事がしたい』は一昨年、東中野で公開された時、そしてロンドンのレインダンス映画祭に続いて、観るのは3回目なのですが、やはり今日も衝撃を受けました。



いまだにあらゆるところで、日本の抱える労働問題は解決されていず、この映画で描かれている過酷な労働者の問題は続いているのだなとつくづく感じました。


そして、また沸々と怒りがこみ上げ、また、被写体となっている皆倉(かいくら)さんのひたむきで、純粋で人のいい性格にまた心打たれました。



何度観ても、心を打たれるドキュメンタリーです。



残念ながら、先に上映された『あしがらさん』に間に合わず、その場で売られていたDVDを一緒に見に行った方とシェア購入しました。


早速観なければ。



『あしがらさん』の飯田基晴監督作品『犬と猫と人間と』は今年観たばかりなので、問題意識を掘り起こさせられながらも、出て来るある犬がやるせなくて愛らしくて憎めなくて、好きなドキュメンタリーだっただけに、期待大!です。


トークも色々と裏話が聞けて、やっぱりライブはいいなと思いました。


お客さんも満席で、ドリンク付きで日本見れてトーク付きでこの値段か!と思う位安かったです。

それはさておき…


ドキュメンタリーももっと見たいなと思いました。

あ、

それと、

今日、三宅監督も凄く忙しいところ来ていて、あんまり話せなかったですが、また落ち着いた時に!


と言って別れましたが、見てもらって良かったです。

僕の人生の中でも衝撃を受けた作品に間違いないので。


ああ、

今週で吉祥寺バウスシアターでやっているカネフスキーの特集が終わってしまう…

『動くな、死ね、甦れ!』を数年前に見たときの衝撃もすごかったです。

その続編と言うからまたすごい。


しかも、監督は消息不明だそう…



仕事を奇跡的に早く切り上げられそう(と願っている)なので、あした、トライしてみます!


努めて劇場に行く様にした方がいいなあ、と最近思うのでした。







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