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『008』予告編
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新作『008』12/7(土)より新宿K's cinemaにて劇場公開!
『ロックアウト』予告編
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2/28、大阪のシネヌーヴォさんにて、第二回目のVIPO短編オフィシャル上映が行われました。

とても素敵な映画館で、シネフィルを唸らせそうなつくりと、可愛らしい、愛着の湧く場所。

そこには、なんと、大森一樹監督の姿も!

以前、あるお仕事でチラッとだけご挨拶したことがあっただけだったので、僕のことなんか覚えてらっしゃらないかなと思っていると、大森監督から声をかけて下さり、覚えていてくださいました。

『君、あんなクラッシュシーン、
ようやったなあ。車何台潰した?さすがプロやな』

と、大変な撮影だったことを労って下さり、褒めていただきました。

嬉しかった…


その後、皆で打ち上げに。

飲み屋でお酒が入るとそれぞれ本音トークに。

そこで改めて大森監督に挨拶すると、

『お前、あんなにナイターばっかりやったらあかんで。あのシーンとあのシーンはデイでもできる

と、かなり具体的に、プロの監督のすべきことをしっかり教えていただき、気づいたら正座。

肩をいからせ、緊張してまだ何か教えてもらえるかなと目をじっと見ていると、


『もうええわ』


と(笑)


以前、ずっとお仕事でお世話になっている佐々部清監督にも、スタッフに負担がかからないよう計算し、予算を収めてこそプロの監督だ、と教えていただきました。



プロとして、正にそこが重要で、それを守った上でクリエイティビティを発揮するのがプロである、と実感が更に強いものになりました。

そして、僕は、税金で撮らせてもらい、プロのスタッフでしっかりとやらせてもらう上での責任がまだ果たせていなかったことに気づかされました。

現場中にも、スタッフに大変な苦労をかけているのは、重々知っていたし、睡眠時間もほとんど取れない日も続いているのも知っていました。

その時に、僕が一番してはならないと思ったことは、妥協して言い訳をすること。

自分で書いて、あれだけのことを敢えてやろうと思いました。

しかし、並大抵のことでは実現できない。
予算も限られている、時間もない。
スタッフにはハードな撮影を強いるであろうことは予想できていました。

問題は、自分の計算の甘さ。
やはり、思っていたことが、自分の予想以上に時間がかかる。
スタッフは一流だし、かなり仕事の早い人たち。

それで、現場中にカットをかなり減らして整理しましたが、それでもアクションとテンポを成立させるためには減らすにも限界がある。

時間はどんどん押し、スタッフも疲労困憊、しかし、誰一人として文句を言わない。

それどころか、むしろ生き生きと明るく仕事をしてくれる。

僕のすべきことは、そこでいかにもっと面白くできるか、もっと自分のやりたいことを実現に結びつけるためにスタッフにどう伝えるか、いかに妥協しないか。

僕はまだ決して本物のプロの監督には及ばない…

しかし、一番大切なのは、やりたいと純粋に感じて書いたこと、頭に思い描いたことをしっかりと筋を通してやり切ること。

それは、自主であろうがプロであろうが、関係ない。

色々と口を出されても何を言われても、妥協せず、やり切ること。

自分が心の底からほんとうに素敵だと思っていることを見つけ出し、それを必ず実現すること。

そして、それをスタッフ、キャストという、素晴らしい仲間たちと共有し、分かち合うこと。

そう、『ロックアウト』の時のように。


まず、監督として、一番大切なことに改めて気づきました。


『曇天クラッシュ』では、皆に大変苦労をおかけしましたが、素晴らしい作品になりました。

それは、スタッフ、キャストの皆さんが体を張って僕を守ってくれ、気持ちを込めて精一杯頑張ってくれたからです。

僕のこれからすべきことは、その分、次なるステップに行くことです。

もう一度、原点に帰り、作品に、自分自身に向き合う時が来たのだと思います。


AKB総選挙が社会現象になり、全国の映画館がそのモニター会場となった、6/8。

その会場の一つである、お台場メディアージュでの上映を以って、全てのオフィシャル上映が終わりました。


また新たな出発です。

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今回はVIPO上映大阪篇のはずですが…



とりいそぎ、PJニュースにインタビュー記事が載りました!

http://www.pjnews.net/news/517/20110508_1


今後、随時アップ予定だそうです!



ご報告が大変遅くなりましたが

 

昨年8月から今年3月まで、半年以上、お世話になった、文化庁若手映画作家育成プロジェクト。

 

大震災の起こった今年3月末、世の中が混乱しているさなか、終了しました。

 

まずは、2/21に、新宿バルト9で行われた、合評上映会。

 
詳細はコチラ
http://www.vipo-ndjc.jp/report/report10.html

 

P1050651.jpg
それぞれの作品専用のボードが。会場はバルト9の最上階!

 

業界関係者の方々が100名以上いらっしゃり、関係者含め、約250名の観客の方々にお披露目しました。

 

あの、新宿バルト9の大きなスクリーンで、35mmで上映できることが、

いままで映画をやってきて、本当に良かったと、しみじみしたと同時に、

 

これから、本格的に、全国の一般のお客さんにこういった、大きなスクリーンで、

 

自分の映画を見てもらえる様にならないとな。

 

 

と、やっとまた一歩前進させてもらったな、と身の引き締まる思いでした。


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主役の前田宏治さん、父親役の、木之元 亮さんが駆けつけてくれました!木之元さんのサービス精神あふれるトークが面白かった!

 

上映後の講評会では、業界の一線のプロデューサー、脚本家、カメラマンなど、

名だたる方々に、みっちりと講評頂き、それぞれこれからの作品作りにとって、非常に糧になる、ありがたいお言葉を多くいただきました。

 

今回は、若手育成というだけあって、いろんな意味で鍛えられたと思います。

 

商業でやっていく覚悟は、この人たちとどう付き合っていけるか、ということでもあり、その人たちの言っていることにどう向き合い、自分が何を以て応えるかにあるのではないかと思いました。

 

しかし…

 

僕は、しばらくしてから、とても重要なことに気付いたのです。





 

この続きは、次回。

 

次回は、大阪上映篇です!

 

 


先月、渋谷で行われた 『世界インディフィルム決戦』に参加してもらった、

オーストリアの監督、Michael Kren&Mirjam Bakerの二人のコンビが、

またもや傑作ミュージックビデオを作りました!


今回も実写アニメーションですが、


さらにクオリティーが上がっている上、かなり手間がかかっているなあと、

彼らの粘り強さと丁寧さに、そして、ストーリーの切なさに、心動かされました。


こちらです!
ご覧下さい!




I AM CEREALS - "Galaxy"





そして、彼らの過去のミュージックビデオで僕が大好きな、Zoot Womanの "Memory"も良かったらどうぞ!
ちなみにこのミュージックビデオは、あの、iTunes music storeでも売っているだけでなく、数々の賞を取りまくっている傑作です!





 先の東北関東大震災で被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。


先日、渋谷アップリンクで行われた、『世界インディフィルム決戦』。

たった2日間のイベント上映にも関わらず、沢山のお客様にお越しいただき、本当にありがとうございました!

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巨大なポスターがっ!

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ついに渋谷アップリンクさんでの上映は、胸が高鳴りました。
そして、今回のこのイベントにどれだけの人が興味を持って来てくれるか、
期待と不安一杯で迎えた当日…

初日は満席とは行きませんでしたが、やはり反響があったらしく、トータルでかなりの人に来て頂けました。

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中にはリピーターの方々も数名いらっしゃいました!大感謝!

そして、土曜の二日目。

沢山の方々に来てもらえて、最後のRedプログラムの時には、立ち見が出る程の大盛況でした!

これだけの人が海外のインディペンデント映画に興味があるのだと実感しました。

そして、『サムライアベンジャー』の光武蔵人監督と『狂い面』の月足監督とのトークショーではそれぞれの立場からのインディペンデント映画のあり方、これからのあり方を語り合い、トークショー後には、「面白い話が聞けました!」とお客さん達から反響があり、楽しんでもらえてホッと一息。。。

僕たちもトークをしながら楽しませてもらいました。

そして、今回の上映に、過去に僕が撮った自主短編映画『Falling life』の音楽を担当し、出演もしてもらったtake(タケ。石黒丈博さん)さんも駆けつけてくれ、数年ぶりの再開も果たせました。

それは、『世界インディフィルム決戦』の主催者、月足監督のお陰であるのですが…
話が長くなるので、割愛しますが、簡単にいうと、月足監督が『Falling life』を見てくれたことと偶然が重なり、再会できました。

takeさんはバンドをやったりソロで活動したり、ずっとずっと、歌を歌い続けてきていて、本当にその魂にはいつも心撃たれるのですが、今回再会したことで、お互いまだ続けていることを知り、嬉しかったです。

自主短編映画『Falling life』予告編はコチラ

http://ontheroadfilms.com/trailer.mov


同郷でもあるtakeさんと新潟上映では何かしら絡んで行きましょうとお話ししました。

今回のイベントでも『ロックアウト』を見逃した皆様、まだDVD化の予定はありません。

それは、スクリーンでなるべく見て頂きたいからです。

東京での再上映もなんとかできるよう、頑張って行きます!
みなさま、その時を楽しみにしていてください!




 
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