今、僕はロンドンにいます。 レインダンス映画祭での上映で来ているのです! 「ロックアウト」の上映はロンドンのほんとうにど真ん中のピカデリーサーカスというところのアポロシネマという、きれいな映画館で、5日、6日の二日間行われました。 会場も普段はシネコンなので、200人くらい入る一番大きな劇場で上映してもらえました。

映画祭上映会場となったアポロシネマ。奥がピカデリーサーカスの交差点。
ジャスパー・シャープさんが、劇場の支配人に掛け合ってくれて、ポスターを貼らせてもらえました!オフィシャル感、増大!

綺麗で近未来的(?)な作りの劇場内。
日本映画を選出したキュレーター、ジャスパー・シャープさんと。日本映画にむちゃくちゃ詳しい人です。
上映は、 月曜の21:45ということもあり、お客さんはそこそこでしたが、笑うところでは結構笑ってもらえたので、まずまずの反応といったところでしょうか?
上映後のQ&Aも、直接英語でできたので、よりお客さんとの距離も近づいたと思います。
やはり、質問としては、子役をどうやってみつけたのか?カメラは何を使ったらこんなにきれいにとれるのか、何日間で撮ったのか?どうやってこんな低予算で作ったのか?などなど。
二回目の上映も、お客さんは少なくはありましたが、わざわざポルトガルからこの映画祭を見に来ている女性が気に入ってくれて、ポルトガルの映画祭でも流せたらいいねなんていっていました。 あとは、日本から来ている監督たちと仲良くなりました。そこにはドイツで一緒だった、「フツーの仕事がしたい」の土屋トカチ監督と「桃まつり クシコシポスト」の別府裕美子監督、日本初めての女性監督、「百合祭」の浜野佐知監督、奥田瑛二監督の娘さんでこれがデビュー作となる「カケラ」の安藤モモ子監督がいらしていて、みんなの中になにか絆のようなものができてきているような気がします。(僕だけではないはず…)要は「同士」ですね。うれしいです。 残念ながら、トムウェイツは来てませんでした…
いままで日本映画を選出してきて、今回泊めてもらっている、ジャスパー・シャープさんに聞いたら、「みんなにそのことを聞かれるよ。(笑)審査員は自宅で審査するから来ないんだよ」といわれ、いささかがっかり。

《Live! Ammunition!》の様子。列に並んで、一人2分の制限時間内で自分の撮りたい作品をプレゼンする。優勝者はハリウッドのプロデューサーに脚本を読んでもらえる。後になるにつれて、時間がどんどん短くなり…
しかし、いろいろなワークショップ的なイベント、たとえば、映画のセールスエージェントを呼んで、どうやったらインディペンデントの映画を売ることができるのか、などの話を聞けてディスカッションできたりするイベント、2分から最後には30秒の制限時間の中で自分の作りたい映画のピッチ(プレゼンテーション)をして、優勝した人は脚本をプロデューサーに読んでもらえる、という面白いイベントもありました。やはり、いかに低予算でいいものを作るかがインディペンデントの強みなので、そこに感心が集まっているのもよく見て取れました。 今日、これに関しても、記事がいくつか載っていましたので、ご覧ください。 ちなみに「ロックアウト」のことにも少し触れてくれています!
www.cinematoday.jp/page/N0020079
www.cinematoday.jp/page/N0019949
www.cinematoday.jp/page/N0020079
写真はインターネットショップのPCに吸い込めないので、日本に帰ってからアップします!
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