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『008』予告編
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新作『008』12/7(土)より新宿K's cinemaにて劇場公開!
『ロックアウト』予告編
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 今日、12年ぶりに名古屋からある友人がわざわざ尋ねてきてくれました。

彼は、僕がアメリカに行ってまもなく学校で知り合った日本人で、語学学校で共に学び、そして、共に片道49時間かけてカリフォルニアのサクラメントからシカゴまでグレイハウンドバスに乗って、ただ暇だからという理由で、クリスマスというのに寒い寒い安宿に二人で泊まり、大してなにをする訳でもなく、人が全く通らないホリデーシーズンのシカゴの町を徘徊し、シカゴのユニオン・ステーションを見て「アンタッチャブルだ!」と感動したものの、そのままほぼトンボ帰りをして、しかも恋人でもないのに彼の二十歳の誕生日をバスの中で迎えた、という、短いけれどいまでも記憶に刻み込まれた時間を共にした人です。

なぜかすごくウマが合って、仲良くなったんですが、アメリカから帰って来てほどなく一回会って以来、ずっと連絡も途絶えていました。

で、2ヶ月くらい前、突然電話がかかってきて、今でも映画を続けていることを知ったらしく、すごく喜んで興奮気味に話してくれました。

まさかまだ映画なんかをやっているとは思ってもいなかったらしく、さしずめサラリーマンでもやっているんだろう、と思っていたらしいんですが、「ロックアウト」出演女優の緒方美穂さんのブログでたまたま写真を見つけたらしく、これはヤスだ!と確信して、12年前に保存しておいたであろう僕の実家の番号を引っ張り出し、連絡先を聞いて電話してきてくれました。

話すなり、嬉しい、よく続けてるね、など、本当に喜んでくれて、僕なんかはただ遠い目標に向かって何度も諦めかけながらも、止めない、と決めて、凄く遅いと思いつつも少しずつ階段を上ってきただけなのに、こんなに喜んでくれるとは、こっちも嬉しい!となり、地味にやってきたことが、やってきて良かったんだなあと少し思えて来たのです。

そしてその彼が実家の名古屋に住んでいるのですが、会いたい、と言ってくれて、今日、東京まで久々に会いに来てくれました。

僕の映画を見ていないにも関わらず、応援したい、とすぐ言ってくれた最初の人です。

僕が続けていたこと自体に感動してくれたらしいです。

こういうのって、他人には説明するのに二晩くらいかかるくらい、長いバックグラウンドがあるものですが、過去の僕を知っている人だけに、すごく嬉しかったのです。


僕の場合、世の中って、結構偏見に満ちていて、小さいことでも凄くいやな時があることが多いんですが、こういう友達って、本当に貴重だなと思いました。

お互い全然違う仕事をしているのに、色々と話をしていても、全然ギャップを感じないのは、良い友達だからなのかなと思います。

これからも本当の友人は大切にしていきたいなと思うこのごろです。

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昨日、

★2010年2月下旬、シネマート六本木にてレイトショー 決定!!! 

の、打ち合わせをシネマート六本木でしてきました。

劇場副支配人の方と、今年の三月にこの映画を見て最初に気に入ってくださった劇場の岩本さんと、こちらの配給・宣伝チームと初の打ち合わせ。

その結果、

公開は、

2/27(土)~ 
3週間 レイトショー

に決定しました! 


★国際映画祭で高い評価を受けた 
インディペンデント映画2本を公開! 
世界が愛した才能~Global Recognition~  
シリーズ 第一弾 北米編 


というコンセプトで、『ロックアウト』と、黄金町映画祭で出会い、アメリカのオースティン映画祭で昨年、見事グランプリを獲得した、『Lost&Found』 (三宅伸行監督)を上映します! 

 三宅伸行監督作品『Lost&Found』についてはこちら 

http://www.catvy.ne.jp/ymf/festival/2007/03_scholarship/scholarship_02.html

『Lost&Found』の予告編はこちら

http://aff.bside.com/2008/films/lostfound_aff2008

オースティン映画祭

http://www.austinfilmfestival.com/new/

『Lost&Found』受賞関連記事

http://eiganavi.csgyao.com/news/2008/10/lostfound-5390.html


今年の黄金町映画祭でこの映画と出会い、すぐに声をかけさせてもらったんですが、
僕の大好きな映画です!

この二本を、3週間で約半々で上映することに決定しました!

ゲストを招いたトークショーなど、イベントも盛りだくさんで予定してますので、楽しみにしていてください!
10月にNYで行われた、

ニューヨーク国際インディペンデント映画祭の受賞の発表が本日あり、





『ロックアウト』が、













最優秀監督賞(外国語長編部門)
Best Director Awards (International)
Best International Director of a Feature Film







そして、








最優秀作品賞(外国語スリラー部門)
Best Feature Film (International) – Genre Awards
Best Thriller Feature– Locked Out




を受賞しました!!!



http://nyfilmvideo.info/2009-festival-awards/2009-festival-awards-new-york-october.htm





二度目の参加にして、ダブル受賞は本当に光栄なことです。



いままで支えてくださった皆様、改めて、本当にありがとうございます!!!

次回作は、もっと皆様のご期待を良い意味で裏切れるよう、頑張ります!


 約2年ちょっと前に脚本を書き始め、





去年の3月末に撮影し、





去年の11月に我が子を生むような思いで完成し、





約10ヶ月、毎月連続で日本国内と海外の映画祭を数々周り、




色々な方々の温かい御協力とご支援で、





やっと、







やっと、







やっと!















ついに、来年2月末



劇場公開が正式決定
しました!!!!!!!







みなさま、ありがとうございます!










今まで苦労を共にし、支えてくださった、スタッフのみなさん、


心より感謝致します!



そして、同じく苦労を共にし、応援してくださったキャストの皆様、


本当にありがとうございます!





この映画は本当にちいさなところから出発しました。




些細なことを、


大切に、



今出来る範囲で、最大限挑戦した作品でもあります。



そして、作るだけでなく、いろんな方々に見せることで、公開に結びつけたくて、



映画祭に出しまくり、今まで動いてきました。



その裏には、数々の、支えてくださった方々の力があります。





その方々がいなかったら、今のこの結果はありません。





やっと、一つ、窓が開きました。




これから、早速、宣伝です!



ひとりでも多くの方に、見て頂きたい。








そして、見てもらいたいのは、DVDではなく、ブルーレイでもなく、
(まだDVD化、ブルーレイ化は決定してません)



スクリーンで見てもらいたい。



スクリーンでしか見えないもの、聞こえないものがあります。




スクリーンで見せるために作った作りなので、是非、劇場でご覧頂ければと思います。




それは、音楽をCDで聞くのではなく、ライブで聞くのと同じかもしれないです。







とにかく、これから本格的に宣伝活動に入ります!


おととい、11/29に無事(?)幕を閉じた、ストックホルム国際映画祭。

いままで海外で招待してもらった映画祭としては、最大クラスの、世界的にも大きな映画祭。すごく行きたい映画祭でしたが、ロンドン、NYと立て続けに行ってしまったのと、仕事の関係で、行くのを早々に断念していましたが、同じく日本代表選手として、「カケラ」の安藤モモ子さんが参加すると言うので、微力ながら彼女にエールを送って託していたのです。


でも、予定していた仕事が一時中断してしまい、そのかわり、11月後半、2週間程時間ができていたのですが、多摩の映画祭参加や部屋の大掃除や、マック環境の刷新など、なんだかんだとやることはあるのですが、のんびり過ごしていました。






時間的には結局、行けたなあ…




で、ストックホルム国際映画祭は去年、ウォンカーウァイなども参加していて、すげえ!と思っていたら、


今年はあの、


そう、あの、


リュックベッソンが来ていた!




証拠写真↓

 http://www.stockholmfilmfestival.se/en/album/?album[name]=091126luc&album[event]=festival09



僕は19くらいの時に、「ニキータ」を見て、衝撃を受け、

「あ、終わっちゃった…こんな終わり方、あり?!」

といつまでも呆然として映画の奥深さを教えてもらい、また、クールな始まり方、狂気の演出、アクション、画の美しさ、などなど何度見たかわからず、


「グレートブルー」でまたまた映画の素晴らしさを体感し、後に当時安くなり始めたVHSビデオテープ(これは「グランブルー」の方)を買い、繰り返し繰り返し見て、


「最後の戦い」では
(これはネタバレなので注意)

空から降って来る魚や、空を飛ぶシーン、そして、冒頭のダッチワイフとセックスしているシーンなどが脳裏にこびりつき、




「レオン」のビデオを買って何回も何回もオープニングのシーンを見て、これも何度も何度も繰り返し見、後に大好きになったカサベテスの「グロリア」の男女反対版だったことに嬉しさを覚え、


そして「フィフスエレメント」では

「あれれ?どうしちゃったの、リュックベッソン!戻って来て!」

と思いつつ、「タクシー」(これは脚本、プロデュース作品ですが)でばかばかしさと勢いある展開に笑わせてもらった、



あの、リュックベッソン。


この監督にどれだけ影響を受けたかわかりません。


若いときにこの監督の作品達に出会えて本当に良かった。


それだけに、今さっき、リュックベッソン監督がストックホルムに来ていたことを映画祭のサイトで知り、喜びよりもむしろ愕然としたのでした。


しかも、僕の映画の2回目の上映の日、11/26に、今回ベッソン監督が受賞したVisionary Awardの授賞式があったらしい。


ということは、自分の上映にあわせてストックホルムに行っていたら、会えたということです!

これは人生最大の後悔に属するかもしれません。


僕はまだ、お会いできる準備ができてないのかもしれません。

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でも、いつか、絶対会いたい人なので、そこにたどり着けるよう、頑張っていかねばと思わせてもらいました!


またリュックベッソン作品を見直してみよっかな。

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いまでも日本好きでいてほしい。

 
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