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今日千秋楽だった園部貴一主演、紅王国の舞台「我が名はレギオン」の打ち上げに部外者ながら、参加させて頂きました!

テンポが早くて濃厚で、シンボルもオマージュも沢山ちりばめられている、演出家の野中さんの思いが詰まっていてそれでいてプロの力強さ、演劇の本物のエッセンスもぎっしり詰まっていて、かつ楽しめた舞台でした。

内容は長くなるのであえて割愛しますが(というのも舞台なので見た人にしかわからないので)、出演者の中に、僕の大好きなアニメ(僕はオタクと言う程詳しくないですが)、ガンダムシリーズのZガンダムというのがあり、名作と言われていますが、その中のある登場人物の声優をやっていた女優さんの藤井 佳代さんがその舞台に出ていらっしゃって、舞台を見ている時は全くわからなかったのですが、今日、演出家の野中さんから

「この人、ロザミィなんだよ」

と言われ、

「えー!目の前のこの人がロザミィィィィィィィィ!」

と普段ミーハーではない僕が一瞬そうなってしまうほどの衝撃でした。


いつか、僕の作品でご一緒できれば幸いです!

この人に訴えることができる脚本を書いていこうと思いました!






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 NYでは、かつてアメリカにいたころに大好きだった食べ物をいくつか食べることができました。

特に朝食!

かれこれもう12年以上前になりますが、アメリカに留学していたころに、毎朝食べていた朝食の中で、大好きだったものがいくつかあります。
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久々に食べたパンケーキ=いわゆるホットケーキ。下に見えるホイップバターは必須。
上にベーコンが乗っていることに反発を覚える人も少なくないだろう。しかし、本場のカリカリベーコンはやっぱりうまい!

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こちらはポテト、ベーコン、スクランブルエッグのコンボ。
パン付きです。

その一つが、ワッフル!
日本ではどこで食べれるのかあんまりわかりませんが、結構ありますよね。
(ちなみにマネケンのそれとは違います)

ihopとか今あるのかな?(狛江に昔あった)ihopで食べれたっけ?

というほど、よくわかりませんが、

今回、アメリカに行くまで完全に忘れてました。(ほんとに大好きなのか?)


で、かつては「地球の(ホニャララ)」のようなガイドブックに頼るのが恥ずかしいと思っていた僕ですが、大人になるにつれ、そんなプライドはとっくにどっかにいってしまい、2年前にNYの映画祭に参加を目論んでいたが「はしか」にかかり、直前に断念したということがあり、その時買ったガイドブックの「ロンリープラネット(日本語版)」を今回持っていったのです。

そこには、おいしそうなワッフルの写真があるではないか!

これは絶対に食べよう、食べずに帰れん!と思って、日曜(10/25)は心に決め、早起きして地下鉄を乗り継いでわざわざハーレムに行きました。

で、たどり着いたのが、ここ。
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ハーレムにある、Amy Ruth's Restaurant

ここは有名らしく、日曜の朝で天気が良かったのも手伝ってか、家族連れも多く食べに来ていました。

で、これがその、ワッフル。
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これがこの店自慢のワッフル。イチゴソース添え。左上方のパンもむちゃくちゃうまかった!

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どうです?たまらんでしょ?

表面はカリッカリで香ばしくて、うますぎました!
イチゴはソースと言えど、ソースにあってソースにあらず、なんともいえない、甘酸っぱさと甘さの絶妙なブレンド具合。でも、なんかシンプルだ。

そう、生クリームが足りない!

僕が留学していたとき、最初、カリフォルニアの片田舎のUC Davisという大学の語学学校に通っていたのですが、そこでは大学生も僕らも一緒の学食で朝食を食べるんです。

そこでは自分でパンケーキや、ワッフルを、ホットサンド器の巨大版のような焼き器に自分で生地を流し込んで焼いて、そこにブルーベリーとかイチゴのソースと、ホイップクリームをたっぷりかけて食べてたんです。

甘党の僕としては、もう、子供の頃からの大きな夢を叶えたような、天国にいるかの様な気分で毎日がパラダイスでした。

それを、ふと思い出したんですが、その時にはもう半分以上食べていて、かつ、コーヒーも絶品だったので、そのまま平らげてしまいました。

ほっと一息ついてコーヒーのおかわりをもらって飲んでいると、お皿をさげてくれて…

お、それはなんだ!?

って、なにをお下げになりました?


その手には、そのお店自慢のメイプルシロップの瓶が!


写真では砂糖の容器に隠れて見えづらいですが、(とうことは写真撮るときにすでに意識していない…)そこにかすかに見える茶色い液体が、この店に来たらこれを味あわなかったら意味ない、くらいおいしいらしい、メイプルシロップ…

そういえば、ガイドブックに書いてあったような…


僕はメイプルシロップなしで、このワッフルを平らげてしまったのでした…

時既に遅し、とはこのことか…

さすがにもう一つ頼むにはお腹いっぱいだし。

NYの一番の心残りかも。

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ハーレム。


しかし!

他にも色々食べました。

メキシカンやお皿にのって来るハンバーガー、マッシュドポテト+グレーヴィーソース…

僕は結構、アメリカでは食にストレスないのかな?

思えば留学してた時は安いと言う理由だけで、毎日バーガーキングばっかり食べてたな。
(当時はワッパーが99セント=約100円だった!)
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オープンのハンバーガー。ポテトも皮付きでうまい!

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ミートローフ。これは絶品。も一度食べたい!ああ、思い出す…

なにげなーく入った、コーヒーとか、ピザとか軽食を出す店で食べたケーキもうまかったです。
見た目はそんなにうまそうじゃないんだけど、基本的にスポンジがやわらかいから、なんか、ジューシーというか、しっとりしていると言う表現とはまた違うんですよね。
根本から違う、というか。安いのにうまい。

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忘れましたが、なんか、山っぽい名前のケーキでした。

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SQUARE DINERのターキーサンド。死ぬ程詰め込まれたターキーはやっぱりばさばさしていた!
でも素朴な味で良かった。

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これも学生のときよく食べていた豆とセロリのスープ。
この「Krispy Original」を砕いて入れて食べるとうまい!

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SQUARE DINERの店内。

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トライベッカにあるSQUARE DINER。

うーん、食べものの話ばかりで恐縮です。
また日を改めて。

おいしい夢を見そう。

 
11/22(日)に行われた、TAMA CINEMA FORUM映画祭、TAMA NEW WAVEコンペティションにおいて、特別賞を受賞しました!
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翔子役の緒方美穂さん、慶太役の島田岳くんと

ゲストコメンテーターの矢崎仁司監督とユーロスペースの支配人、北條誠人さんにお褒めの言葉を頂きました。ありがとうございました。
そして、映画祭関係者の方々、本当にお世話になりました。
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矢崎仁司監督(茶色の帽子)、ユーロスペース北條支配人(同右)、
第9回TAMA NEW WAVEノミネート6作品のスタッフ、キャスト
の皆さん

これを励みに、劇場公開と新作準備、頑張ります!


 アップが遅れに遅れました!
10/28(水)、かれこれもう一ヶ月前くらいになってしまいましたが…
(これってブログですよね?)
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会場になったシネコン、Village East Cinema

いよいよ上映。

ディナーを終えてみんなでVillage East Cinemaへ。
上映は10:10からのはずでしたが、前の上映が押しているとのこと。

しかし、そこで映画祭のスタッフのショーティーさんが、気を利かせてくれて、なんとか限りなく時間通りに上映してくれることに。

夜遅くにも関わらず、劇場にはアメリカ人の観客の方々が既に座っていてくれました。

この日は野球のワールドシリーズをやっていて、近くのスポーツバーでは長蛇の列が出来る程。

連日、こういう光景を見ていたので、映画より野球!という流れになってお客さんが来なかったら…と心配していたのですが、それほどでもなく、一安心。


ショーティーが元気で明るいハスキーヴォイスで冗談まじりで僕と映画の紹介をしてくれて、いよいよ上映!
左がプレゼンターのショーティーブラウンさん

画質はこの映画祭の決まりで、本当のクオリティでは上映されないのですが、とにかく音が良かった!

さすがシネコン。

スピーカーがいい。

今までで一番良いクオリティで音が再生できました。

しかし、画質が低いため、字幕が読みづらい…

これで台詞の内容が読み取れるかな?という部分もあり、ちょっと心配になりましたが、皆集中してみてくれているようなので、とりあえずどうしようもないので、そのまま上映。

そして、無事、上映終了。

終わった後、すぐにビデオカメラをオンにして持ちながら、お客さんの前に行って、

「ご覧になって頂き、ありがとうございました!何か質問は?」

と言うと、すぐさま、同じ映画祭で参加していた他の監督から、キャスティングはどうやったのか?
何日間で撮ったのか?など色々と質問を受けました。

そして、その後、お客さんにも感想をビデオで撮らせてもらい、音楽が良かった!とか、(これはネタバレなので、言えませんが、あるシーンが)良かった!と褒めてもらいました。

しかしある中年の女性の方が、(これがまた味のあるお顔をしていらっしゃるんですが…)開口一番、


中年女性「あなた、字幕ってもっと違う色を使った方がいいわよ!ねえ、普通、何色使う?」


と、他の人に聞き、


他の人「青とか?」


え?青?!いやいや、それは普通はないんですけど…
ていうか、読みづらいでしょ!

と思うんですけど…


中年女性「とにかく、字幕が見づらかった!」


とお叱りを受けました。

たしかに、今回の上映はDVCAMというフォーマットでしか上映できなかったため、解像度が極端に落ちる。(本来の3分の1、またはそれ以下)

上映が始まってすぐ、いや、これは見づらいな、と懸念していたのが的中したということ。

僕「すみません」

という暇もなく、その中年女性は


中年女性「今度からは、もっと見やすくするべきよ!

でも、それ以外は素晴らしかった。

こんなに良い映画を見られるとは正直、期待していなかったわ」

と、絶賛。


嬉しいものですね!

僕は客席の後方で、全体を眺める様に立ってみていたんですが、何故か、その並びで、一人だけ、観客席ではなく、どこかから椅子を持って来て見ていた人がいたのを思い出しました。

それが、この女性だったのです。

僕は聞いてみたくて、

僕「ちなみに何をやってらっしゃる方ですか?」

というと、

中年女性「テレビのプロデューサーよ」

と言っていました。

何を作っているか聞こうと思ったけど、向うの番組を見ている訳でも、番組名を言われても多分知らないので、聞かなかったですが、なんだかプロに見てもらって良かったです。

どこで誰が見ているかわからないなと思いました。

そして、NYで上映できて本当に良かったと思いました。

そのあと、この女性は一言付け加えました。

中年女性「トライベッカ(映画祭)に出した?」

僕「いえ、まだですが、この前、チラシを渡してきました」

中年女性「絶対応募しなさい。スザーンという人が仕切っているから、彼女宛にメッセージを添えて応募した方がいいわよ」

ここでもまた、トライベッカ。

これまでもNYに住む人たちから皆、ロバートデニーロのやっているトライベッカ映画祭の話を数多く聞いたので、やはり地元でもかなりリスペクトされているのだと実感しました。

来てくれたNY在住の方々、ありがとうございました!

そして、アメリカ人の観客の方々にも感謝!
左から「狂い面」月足監督、僕、「IMAGINING LOVE」NICK GILLESPIE監督、同PILLIP CONNORさん
左から、「狂い面」の月足監督、僕、「IMAGINING LOVE」のNICK GILLESPIE監督、同PHILLIP CONNORさん


上映終了後、映画祭で仲良くなった、日本人の、「狂い面」という映画の月足監督チームと最後の夜を飲みながら過ごし、翌早朝、名残惜しいNYを背にしてNew Jersey Transitという空港行きの電車に乗って、帰国の途につきました。
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トライベッカ映画祭は毎年春開催される

 

今度はいつか、トライベッカ映画祭に入選してNYにまた帰って来れるよう、また新作を頑張ってつくらねば!
 タイトルがややこしいですが…


10/28(水)、現地時間。

いよいよ上映の日。

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懐かしのBUD LIGHTとRUFFLES

この日は朝から土砂降りの雨で、風も強かったので、まさに殴りつけるような雨。
そんな中、ロンドンでお会いした安藤モモ子監督に紹介してもらって、NY在住のアメリカ人、
マークさんにお会いできることになりました!

マークさんは、ニューヨークアジア映画祭New York Asian Film Festival)のディレクターで、大の日本映画好き。


暴風雨の中、わざわざ会っていきただき、感謝。

とっても感じのいい人で、もの凄く早口。でもすごく聞き取りやすい英語なので、全然ストレスなくお話できました。

それで、貴重な機会なので、インタビューをさせてもらうことに。

実は「ロックアウト」をドイツのニッポンコネクションで見て頂けたそうで、その感想をまず伺ってみたところ、難点は一部あるが、それ以外はとっても気に入った、と褒めていただけました!

そして、その後、日本の自主映画をどう思うか、何を期待しているか、北米マーケットに於ける、日本映画の位置づけなどなど、質問に全部丁寧に快く答えて頂き、気付けば30分近くほとんど喋りっぱなしで答えてくれてました。

その後、以前からずっとずっとお世話になっているカナダ人の友人、ギネスにこれまた紹介してもらった、NY在住で、今年の東京国際女性映画祭で上映された「母の道、娘の選択」など、ドキュメンタリーの編集等手がけている日本人のひさよさんが上映に来てくれる&他のNY在住のお友達を連れて来るので食事をすることになりました!

段取りよく予約して頂いたレストランのあるイーストビレッジのイタリアンレストランの手前で、「なんかいい感じの家がならんでるなあ、街頭のオレンジが綺麗だなあ」と写真を撮っていると、おばさん(失礼?)が邪魔にならないように立ち止まってくれて、「すみません」というと、「私も写真撮ってるからいいのよ。あなた写真家?」というので「いえ、でも映画を撮っていて、この先の映画館で、今夜、僕の映画を映画祭で上映するんですよ」というと、


女性「トライベッカ映画祭って応募した?」

僕「いえ、あ、でも昨日たまたまトライベッカ歩いてたら事務所があったので、うろうろしてたら偶然事務所の人と出会ったので、チラシ渡しときました」
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TRIBECA映画祭の看板

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ロバート・デニーロが住むトライベッカにある、TRIBECA CINEMAS

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地図上では「グラウンドゼロ」ではなく、「ワールドトレードセンター」になっていた。

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ここにはビルではなく、メモリアルのため、センターのあった位置を残した記念館が建設される
実は、昨日、グラウンドゼロを見た流れで、ロバート・デニーロのお膝元のトライベッカを散策してそんなことがあったのでした。トライベッカ映画祭といえば、ロバート・デニーロが主催している映画祭で、世界的にも有名な映画祭。
なんでも、9.11があった後、ワールドトレードセンターから目と鼻の先のトライベッカから住民が激減し、復興のために始まったのが、このトライベッカ映画祭だそうです。
そう思うと、重みがさらに増す気がします。

トライベッカ映画祭:http://www.tribecafilm.com/festival/


驚いたことに、この女性はこう言いました。


女性「私ね、元トライベッカ映画祭関係者よ」

僕「え?ほんとですか?(と、すかさずチラシを渡し)」

女性「今日は私これから仕事だから見れないけど、私からも映画祭に言っておくわ。応募しなさい」


で、驚いていると、対岸を指差し、


女性「あそこで撮影やってるね」

僕「あ、ほんとだ」

女性「車両が少ないし、あんまり大きな作品じゃなさそうね」

僕「見てみます。ありがとうございました!」


たしかに日本の普通の映画に比べ、車両は少なめでしたが、トラックがバカでかい。積込みをやってるところにも助監督と製作部らしき人がいたので、忙しいのを承知でチラシをあげときました。
映画自体はインディペンデント映画で、「Hated」というタイトル、公開未定だそう。

さて、待ち合わせのレストランは…

って、さっきまで撮影してたこの店だった!

まもなくひさよさんたち参上。

おいしいイタリアンをいただきながらそれぞれの方とお話すると、みなさんNY在住の日本人で、芸術家、映画のカメラマン、照明技師、時事通信の方など、それぞれ、NYという大きな場所で立派にご活躍の方々ばかりで、なんだか日本人であることを誇らしく感じました。

そして、その中のお一人が、「あれ?どっかで会ったことあるよね?」というので、よくよく話してみると、数年前に仕事したCMのフィルムを僕がラボに運んだときにお会いしていたということ、お互い共通の会社の仕事をしたことが何度もあるということなどが判明。遠いはずのNYでものすごくローカルなお話と思い出話をして一気に盛り上がってしまいました。

不思議なこともあるもんです。


翌日の早朝に出発しなければならない最後の夜。

偶然といえば偶然が重なった、ラッキーで、不思議な日でした。



つづく


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