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 NY国際インディペンデント映画祭、オープニングナイト。
前後しますが…
どの映画でも期間中見られるVIP パス。
VIP パス。どの映画でもタダで見放題

オープニングナイトの盛り上がりは、人がギュウギュウで1メートル先に行けないくらい込んでいて、授賞式の時はいつ自分が呼ばれるかわからないのに、そこまでたどり着くだけで必死、という状況でした。 
プロモーションも、持ち時間の4時間、ひっきりなしに人が来て、英語で立ちっぱなしで喋りっぱなし。さすがにストーリー説明は用意していたパターンがあったので、10秒もかからず簡潔に説明できるのですが、そのあと、色々と聞かれたり、話したりするので、最後はヘロヘロでした。 
しかし、やって良かったです。 
やはり、ドイツでやった、見てもらう為の努力はここでも、知らなかった人にいかに知ってもらうか、来てもらえるきっかけをつくるかということも大切だと実感しました。 
それと、授賞式では、一言どうしてもいいたいことがあって、マイクを握って言ったこと。 
『ここに来られて非常に光栄です。僕はアメリカで映画作りを学びました。アメリカと、当時そこで教えてくれた人達に感謝します。ありがとうございました!』 

と、もっと用意していた台詞の半分くらいでしたが、言ってきました。 
これは事実なので、言えて良かったです。 
その後すぐヒューヒューと声が上がったのも嬉しかったです。 
劇場内に貼ってくれたポスター
劇場に貼られたポスター

とりあえず、その2でした。 

つづく
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 遅くなりましたが、21日からNYに来ています。
22日のニューヨーク国際インディペンデント映画祭の授賞式とオープニングナイトでのプロモーションのためです。
左が泊まったホテル
左が泊まったホテル。滞在中半分以上、エレベーターが故障。しかも部屋は6Fだった…

この日の夕方から確保した、会議テーブルより一回り大きなテーブルのブース。自分で白い布を被せて、チラシやポスターなどで飾り付け、予告編を流して、自分の上映をアピールします。

「ロックアウト」のブース
「ロックアウト」のブース。ちなみに後ろの壁にポスターは貼ってはならない!

お客さんや他の映画の関係者がひしめき合う中、来る人来る人に物語説明と上映日時を伝え続けて4時間、ほとんどずっと喋りっ放し、立ちっぱなしでパワー使いまくりで座る暇もないくらいでした。しかし、それだけの人が興味を持ってくれたということなので、やった甲斐がありました。他の人達のプロモーションの工夫も色々と見られて、ためになり、また、面白かったです。


23日は初めてのNYを歩き回り、チェルシーホテルを外から(さすがに高くて泊まれないので…)見たり、その裏のゲイエリアを歩いたり、そのままマディソンスクエアガーデンまで歩いたり、ちょっと観光しました。いや、かなり歩きました。この日は雨が降っていたこともあり、へとへとになり、暴睡しました…
セントラルパーク
セントラルパーク。日曜だけ奇跡的に快晴だった!


24日は、朝から「配給の現実」というタイトルで映画祭のセミナーがありました。インディペンデント映画をどうやって配給会社に売り込むのか、何が必要か、など2時間に渡って、映画祭のディレクターであり、ITNという配給会社を手がけている、スチュワートさんがレクチャーしてくれました。世界各国から来て映画祭に参加している監督やプロデューサーたちも、がんがん質問していました。僕ももちろん、核心に迫る質問もしました。

そのあと、スチュワートさんと色々とお話して、どうやったら作品を売れるのかを色々と聞きました。
映画祭の主催者 スチュアートさんと
映画祭主催者のスチュアートさんと

このあたりで、大きな山が2つ終わったのもあり、昨日の長距離歩き、時差ぼけもあって、夕方にはぐったり。しかし、この日は夜遅くに映画祭の短編を数本見ました。
ミュージックビデオの短編が5本くらい、あとは短編2本。
オーストリアから来ていたマイケルという人の"We Won't Break"という作品がセンスが良くて、将来的にミシェルゴンドリーくらいになりそうな予感がしました。他にも完全にプロレベルといっていいくらいレベルの高いミュージックビデオがあり、曲も知らない人でしたが、音楽もとっても良かったです。知ってる人は知ってるプロのミュージシャンなのでしょう。音楽のセンスもすごく良かったです。

会場の映画館、Village East Cinemaは、シネコンなのですが、このハコのいいのは、音がいい。結構がんがんに音を上げて上映してくれているんですが、低音がガンガン響いて来て、低音も高音もしっかり聞こえる。色々と映画祭ではトラブルがつきものですが、音に関しては大丈夫そうです。

仕上げですごくこだわって音を作り上げただけに、明日の上映は期待大です!




ロンドンでお会いした、シネマトゥデイの山口さんが、10/19(月)付けで、インタビュー記事を掲載してくれました。
 
http://www.cinematoday.jp/page/N0020258

なお、ゆうばり国際映画祭やシネマトピックスオンラインにも、いち早く記事を掲載して頂いています!

 

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=9068

シネマトピックスオンライン
http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=9068

皆さん、ありがとうございます!

実はゆうばり映画祭の方々は陰ながら応援してくれていて、なにかあるごとに記事にしてくれたり、励ましてくれたり、映画祭が終わってからも、温かい声援をもらえていて、いつも勇気づけられます。

ドイツの映画祭に行ったのも、ゆうばりでひっかかったからこそ、ドイツの映画祭ディレクターの目に触れ、そこで上映が決定し、ドイツで見たオランダの人がまたオランダの映画祭に呼んでくれたり、どんどん数珠つなぎで広がっていきました。

なので、とにかく、言いたいのは、


ゆうばりに感謝!です。


また帰ってきます!とゆうばりで言っていたことを実行に移さなければ。


NYから帰って来たらやること山積みですが、また始動に向けて準備を進めます!

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ピカデリーサーカス。


さてさて、今回行ったロンドンはどうだったかというと…?
まず、やっぱり東京よりははるかに落ち着いている印象。地下鉄の朝、夕のラッシュは東京とあまり変わらず、ギュウギュウ詰めですが、それ以外は、道を歩いていても、ストレスを感じる程人は多くなかったです。その分、余裕があって、歩いている人達も、服装など、きちんとしている人が多く、礼儀正しい人が多い気がして、さすが紳士淑女の国だなと思いました。(もちろん、みんながみんなそうではないとは思いますが…)

しかし、難点が。それは、トイレ!
人一倍、トイレの近い僕は、あらかじめ方法論が確立(そんな大袈裟な…)されているので、東京だとトイレを見つけるのに苦労しないのですが、これがロンドンでは、なかなか、みつからない。アテンドしてくれたヒロシさんにいつもどうするのか尋ねたら、「知らない顔して、パブに入るんです。昼間は店員と目が合いやすいので、ちょっと行きづらいですが…その場合はその辺で…」とのこと。たまに街中にトイレのマークがあるんですが、これは有料。駅のトイレも有料で、改札の様になっていて、30ペンスかかります。小銭持ってなくて、近くの両替機が故障なんてしてたら、大変なことに…

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夜、地下にあるトイレに行くのもちょっと勇気がいる…


それと、フランスでもオープン時、先日800人くらいの行列が出来てニュースになったユニクロがここでも人気。無印良品も人気で、日本で安く買えるものが、驚きの価格に。これはもう、高級ブランド扱いだ。日本、なかなかやるな〜
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 ピカデリーサーカスから徒歩間もないところにある、ユニクロ。


寿司もブームらしい。回転寿し屋SOHOなど中心部で何軒か見かけた。チャイナタウンでは、寿司と書いてあるのに韓国系の店だったり、寿司を売りにして客を呼ぼうという戦略が垣間見える。駅の構内にもあった。しかし、スーパーで買った寿司は、固くてぱさぱさしていて、中身もキュウリとか、かんぴょうとか、何かの魚とか(なんの魚だろう?)スタンダードなものが入っているのだが、おいしくはなかった…安かったので、文句は言えないけど…
ヒロシさん曰く、「ロンドンでは、寿司を食べるということ自体、ファッションになってます」とのこと。
4576d978.jpg










パディントン駅の構内にある、回転寿司屋、「Yo! Sushi」。チェーン店らしく、ちょこちょこ見かけた。味は…食べてないので、わからず。おいしいのかな?
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ロンドンは法律で、パブは11時で閉まり、酒も11時以降、売ってくれないが、ごく限られた店のみ、深夜までやっている。このO'neil'sもそのうちのひとつ。
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なにかといつもお世話してくれた皆さん。
右から、通訳のさやかさんと、Feiさん、Tunさんご夫婦。みなさん、本当にお世話になりました!
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会員制パブPHOENIX。レインダンス映画祭関係の飲みはいつもここ。それでも2時くらいには閉まる。

ロンドンの交通手段として、一番使ったのが、バスです。地下鉄も便利なんですが、お酒を飲んで帰ろうとするとついつい、夜中の1時とか2時になってしまい、終電を逃すため、バスで帰らざるを得ないんですが、このバスがなんと、夜中じゅう走っている!ほぼ24時間走っているので、帰りは心配ないですが、一つ乗り間違えるととんでもないことに… 色々あって、一度、降りるバス停を通り過ぎてしまって、小一時間歩いた日もありました…。バス路線の確認と頻度のチェックは必須!

やはり雨も多いんですが、いつ降るかわからないので、少々の雨では傘を差さない人もちらほら。だいたい、折りたたみ傘を持っていました。僕も持っておいて、非常に重宝しました。

P1140466.jpg










典型的なイングリッシュブレークファースト。パンがおいしくて、豆があってヘルシー。


食事はというと… えてしてイギリスのご飯は評判が悪いですが、中にはこれはいいと思えるものも。朝食はあまり食べなかったものの、一度だけ食べたイングリッシュブレークファーストはおいしかった。それと、スーパーで買ったマフィンは絶品で、毎朝食べたい位ウマかった!あとは定番のフィッシュ&チップス。これはフィッシュがあまりにデカく、食べきる頃には腹パンパンでした。

P1140440.jpg

















 O'neill'sのフィッシュ&チップス。25cmくらいはあった。


そして、イギリスで最後に食べたもの…
それは…

泊めてもらっていたジャスパーさんのお手製の、

カレーライス。




しかも、







カレールーは、「こくまろカレー」
うーん、さすが日本通。このルーが一番コストパフォーマンスがいいことも知っているに違いない。

ジャスパーさんが育てているジャガイモやカボチャの一種の野菜等が入っていて、とってもヘルシーで、おいしかった!
やっぱり日本のメシが僕には合うらしいです…


ロンドン、いつかまた行きたいなあ。

こんどは本格的インドカレーを!


P1140575-1.jpgロンドンでアテンドしてくれたヒロシさん。ありがとうございました!





ついに終わってしまいました、レインダンス映画祭。
日本からいらしていた「百合祭」の浜野佐知監督、「フツーの仕事がしたい」の土屋トカチ監督、「桃祭り- クシコシポスト」の別府裕美子監督、「カケラ」の安藤モモ子監督の他、いろいろな方との素敵な出会いがありました。

P1140373-2.jpg 右から、安藤モモ子監督、別府裕美子監督、土屋トカチ監督、僕、安藤和津さん。

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浜野佐知監督と。


そして…

すでに様々なところでアップされていますが、一年前にポレポレ東中野で見たい!と強く思ってみて大好きになったドキュメンタリー「フツーの仕事がしたい」の、土屋トカチ監督にドイツの映画祭、ニッポンコネクションでお会いでき、そして、今回のレインダンスで再会できたそのドキュメンタリーが、なんと…

最優秀ドキュメンタリー賞を受賞しました!!

いやあ、本当に自分のことのようにうれしいです!

P1140173-2.jpg 「ロックアウト」が上映されたスクリーン。


僕はというと、ベスト・マイクロ・バジェット・フィーチャー(最優秀超低予算長編映画賞)にノミネートされていたものの、〔第二の『ブレアウイッチプロジェクト』〕と称される、「コリン」という、7、8千円で撮ったホラー映画が受賞し、これはさすがにどうやっても超えることはできなかったらしいです。


しかし、日本映画の、レインダンスで占める割合は非常に大きく、イギリスにも日本映画を好きなお客さんの層が多くいるそうで、日本映画が日本人が思っている以上に注目されていることを肌で感じました。

最後の上映はスティーブン・ソダーバーグの「Girl Friend Experience」。
低予算でシンプルなストーリーをいかに面白く、また、プロの作品として美しく見せるかという点では、非常に勉強になる映画でした。

これからの日本のインディペンデント映画がメジャー映画の世界に風穴をあけ、また、どんどん世界に出て行けるように、そして、また再びレインダンスに戻って来れるように、これからも精進しようと決心できた映画祭でした!

今度は帰国してすぐニューヨークです!





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