遅くなりましたが、21日からNYに来ています。
22日のニューヨーク国際インディペンデント映画祭の授賞式とオープニングナイトでのプロモーションのためです。
左が泊まったホテル。滞在中半分以上、エレベーターが故障。しかも部屋は6Fだった…
この日の夕方から確保した、会議テーブルより一回り大きなテーブルのブース。自分で白い布を被せて、チラシやポスターなどで飾り付け、予告編を流して、自分の上映をアピールします。

「ロックアウト」のブース。ちなみに後ろの壁にポスターは貼ってはならない!
お客さんや他の映画の関係者がひしめき合う中、来る人来る人に物語説明と上映日時を伝え続けて4時間、ほとんどずっと喋りっ放し、立ちっぱなしでパワー使いまくりで座る暇もないくらいでした。しかし、それだけの人が興味を持ってくれたということなので、やった甲斐がありました。他の人達のプロモーションの工夫も色々と見られて、ためになり、また、面白かったです。
23日は初めてのNYを歩き回り、チェルシーホテルを外から(さすがに高くて泊まれないので…)見たり、その裏のゲイエリアを歩いたり、そのままマディソンスクエアガーデンまで歩いたり、ちょっと観光しました。いや、かなり歩きました。この日は雨が降っていたこともあり、へとへとになり、暴睡しました…

セントラルパーク。日曜だけ奇跡的に快晴だった!
24日は、朝から「配給の現実」というタイトルで映画祭のセミナーがありました。インディペンデント映画をどうやって配給会社に売り込むのか、何が必要か、など2時間に渡って、映画祭のディレクターであり、ITNという配給会社を手がけている、スチュワートさんがレクチャーしてくれました。世界各国から来て映画祭に参加している監督やプロデューサーたちも、がんがん質問していました。僕ももちろん、核心に迫る質問もしました。
そのあと、スチュワートさんと色々とお話して、どうやったら作品を売れるのかを色々と聞きました。

映画祭主催者のスチュアートさんと
このあたりで、大きな山が2つ終わったのもあり、昨日の長距離歩き、時差ぼけもあって、夕方にはぐったり。しかし、この日は夜遅くに映画祭の短編を数本見ました。
ミュージックビデオの短編が5本くらい、あとは短編2本。
オーストリアから来ていたマイケルという人の"We Won't Break"という作品がセンスが良くて、将来的にミシェルゴンドリーくらいになりそうな予感がしました。他にも完全にプロレベルといっていいくらいレベルの高いミュージックビデオがあり、曲も知らない人でしたが、音楽もとっても良かったです。知ってる人は知ってるプロのミュージシャンなのでしょう。音楽のセンスもすごく良かったです。
会場の映画館、Village East Cinemaは、シネコンなのですが、このハコのいいのは、音がいい。結構がんがんに音を上げて上映してくれているんですが、低音がガンガン響いて来て、低音も高音もしっかり聞こえる。色々と映画祭ではトラブルがつきものですが、音に関しては大丈夫そうです。
仕上げですごくこだわって音を作り上げただけに、明日の上映は期待大です!
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