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 タイトルがややこしいですが…


10/28(水)、現地時間。

いよいよ上映の日。

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懐かしのBUD LIGHTとRUFFLES

この日は朝から土砂降りの雨で、風も強かったので、まさに殴りつけるような雨。
そんな中、ロンドンでお会いした安藤モモ子監督に紹介してもらって、NY在住のアメリカ人、
マークさんにお会いできることになりました!

マークさんは、ニューヨークアジア映画祭New York Asian Film Festival)のディレクターで、大の日本映画好き。


暴風雨の中、わざわざ会っていきただき、感謝。

とっても感じのいい人で、もの凄く早口。でもすごく聞き取りやすい英語なので、全然ストレスなくお話できました。

それで、貴重な機会なので、インタビューをさせてもらうことに。

実は「ロックアウト」をドイツのニッポンコネクションで見て頂けたそうで、その感想をまず伺ってみたところ、難点は一部あるが、それ以外はとっても気に入った、と褒めていただけました!

そして、その後、日本の自主映画をどう思うか、何を期待しているか、北米マーケットに於ける、日本映画の位置づけなどなど、質問に全部丁寧に快く答えて頂き、気付けば30分近くほとんど喋りっぱなしで答えてくれてました。

その後、以前からずっとずっとお世話になっているカナダ人の友人、ギネスにこれまた紹介してもらった、NY在住で、今年の東京国際女性映画祭で上映された「母の道、娘の選択」など、ドキュメンタリーの編集等手がけている日本人のひさよさんが上映に来てくれる&他のNY在住のお友達を連れて来るので食事をすることになりました!

段取りよく予約して頂いたレストランのあるイーストビレッジのイタリアンレストランの手前で、「なんかいい感じの家がならんでるなあ、街頭のオレンジが綺麗だなあ」と写真を撮っていると、おばさん(失礼?)が邪魔にならないように立ち止まってくれて、「すみません」というと、「私も写真撮ってるからいいのよ。あなた写真家?」というので「いえ、でも映画を撮っていて、この先の映画館で、今夜、僕の映画を映画祭で上映するんですよ」というと、


女性「トライベッカ映画祭って応募した?」

僕「いえ、あ、でも昨日たまたまトライベッカ歩いてたら事務所があったので、うろうろしてたら偶然事務所の人と出会ったので、チラシ渡しときました」
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TRIBECA映画祭の看板

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ロバート・デニーロが住むトライベッカにある、TRIBECA CINEMAS

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地図上では「グラウンドゼロ」ではなく、「ワールドトレードセンター」になっていた。

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ここにはビルではなく、メモリアルのため、センターのあった位置を残した記念館が建設される
実は、昨日、グラウンドゼロを見た流れで、ロバート・デニーロのお膝元のトライベッカを散策してそんなことがあったのでした。トライベッカ映画祭といえば、ロバート・デニーロが主催している映画祭で、世界的にも有名な映画祭。
なんでも、9.11があった後、ワールドトレードセンターから目と鼻の先のトライベッカから住民が激減し、復興のために始まったのが、このトライベッカ映画祭だそうです。
そう思うと、重みがさらに増す気がします。

トライベッカ映画祭:http://www.tribecafilm.com/festival/


驚いたことに、この女性はこう言いました。


女性「私ね、元トライベッカ映画祭関係者よ」

僕「え?ほんとですか?(と、すかさずチラシを渡し)」

女性「今日は私これから仕事だから見れないけど、私からも映画祭に言っておくわ。応募しなさい」


で、驚いていると、対岸を指差し、


女性「あそこで撮影やってるね」

僕「あ、ほんとだ」

女性「車両が少ないし、あんまり大きな作品じゃなさそうね」

僕「見てみます。ありがとうございました!」


たしかに日本の普通の映画に比べ、車両は少なめでしたが、トラックがバカでかい。積込みをやってるところにも助監督と製作部らしき人がいたので、忙しいのを承知でチラシをあげときました。
映画自体はインディペンデント映画で、「Hated」というタイトル、公開未定だそう。

さて、待ち合わせのレストランは…

って、さっきまで撮影してたこの店だった!

まもなくひさよさんたち参上。

おいしいイタリアンをいただきながらそれぞれの方とお話すると、みなさんNY在住の日本人で、芸術家、映画のカメラマン、照明技師、時事通信の方など、それぞれ、NYという大きな場所で立派にご活躍の方々ばかりで、なんだか日本人であることを誇らしく感じました。

そして、その中のお一人が、「あれ?どっかで会ったことあるよね?」というので、よくよく話してみると、数年前に仕事したCMのフィルムを僕がラボに運んだときにお会いしていたということ、お互い共通の会社の仕事をしたことが何度もあるということなどが判明。遠いはずのNYでものすごくローカルなお話と思い出話をして一気に盛り上がってしまいました。

不思議なこともあるもんです。


翌日の早朝に出発しなければならない最後の夜。

偶然といえば偶然が重なった、ラッキーで、不思議な日でした。



つづく


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