おととい、11/29に無事(?)幕を閉じた、ストックホルム国際映画祭。
いままで海外で招待してもらった映画祭としては、最大クラスの、世界的にも大きな映画祭。すごく行きたい映画祭でしたが、ロンドン、NYと立て続けに行ってしまったのと、仕事の関係で、行くのを早々に断念していましたが、同じく日本代表選手として、「カケラ」の安藤モモ子さんが参加すると言うので、微力ながら彼女にエールを送って託していたのです。
でも、予定していた仕事が一時中断してしまい、そのかわり、11月後半、2週間程時間ができていたのですが、多摩の映画祭参加や部屋の大掃除や、マック環境の刷新など、なんだかんだとやることはあるのですが、のんびり過ごしていました。
時間的には結局、行けたなあ…
で、ストックホルム国際映画祭は去年、ウォンカーウァイなども参加していて、すげえ!と思っていたら、
今年はあの、
そう、あの、
リュックベッソンが来ていた!
証拠写真↓
http://www.stockholmfilmfestival.se/en/album/?album[name]=091126luc&album[event]=festival09
僕は19くらいの時に、「ニキータ」を見て、衝撃を受け、
「あ、終わっちゃった…こんな終わり方、あり?!」
といつまでも呆然として映画の奥深さを教えてもらい、また、クールな始まり方、狂気の演出、アクション、画の美しさ、などなど何度見たかわからず、
「グレートブルー」でまたまた映画の素晴らしさを体感し、後に当時安くなり始めたVHSビデオテープ(これは「グランブルー」の方)を買い、繰り返し繰り返し見て、
「最後の戦い」では
(これはネタバレなので注意)
空から降って来る魚や、空を飛ぶシーン、そして、冒頭のダッチワイフとセックスしているシーンなどが脳裏にこびりつき、
「レオン」のビデオを買って何回も何回もオープニングのシーンを見て、これも何度も何度も繰り返し見、後に大好きになったカサベテスの「グロリア」の男女反対版だったことに嬉しさを覚え、
そして「フィフスエレメント」では
「あれれ?どうしちゃったの、リュックベッソン!戻って来て!」
と思いつつ、「タクシー」(これは脚本、プロデュース作品ですが)でばかばかしさと勢いある展開に笑わせてもらった、
あの、リュックベッソン。
この監督にどれだけ影響を受けたかわかりません。
若いときにこの監督の作品達に出会えて本当に良かった。
それだけに、今さっき、リュックベッソン監督がストックホルムに来ていたことを映画祭のサイトで知り、喜びよりもむしろ愕然としたのでした。
しかも、僕の映画の2回目の上映の日、11/26に、今回ベッソン監督が受賞したVisionary Awardの授賞式があったらしい。
ということは、自分の上映にあわせてストックホルムに行っていたら、会えたということです!
これは人生最大の後悔に属するかもしれません。
僕はまだ、お会いできる準備ができてないのかもしれません。

でも、いつか、絶対会いたい人なので、そこにたどり着けるよう、頑張っていかねばと思わせてもらいました!
またリュックベッソン作品を見直してみよっかな。
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