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 今日、長期間に渡る字幕拡大作戦(NYでおばちゃんに言われてからずっと直そうと思っていました)

および、

字幕の一コマ単位 全チェック、

そして、うちのimacが高熱を上げて作業してくれた末、



ついに「ロックアウト」の


イタリア版 Blu-ray discが完成しました!


先程、郵便局にて発送してきました!


あとは無事にCelle Ligureに到着することを願うのみです。



と、いま気付いた…

折角作ったケース用のデザイン(海外版チラシのデザインを流用)とディスクのデザイン写真を撮るのを忘れた…


しかし、ついでに、日本語版 Blu-ray discも作っちゃいました!

ので、タイトル部分が違うだけで、あとはほとんど同じです。



で、これです。

P1020876.JPG
日本語版は映画祭応募用のデザインに、劇場公開時のタイトルデザインを導入!

P1020874.JPG
ちゃんと "Blu-ray Disc"のロゴも入れました!


イタリアでの上映は8月です!


今からどんな反応が起こるのか、楽しみです。






 
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9d6f67c9.png


昨日の深夜、ジョン・ランディスの「狼男アメリカン」を見ました。


オープニングが、懐かしく、かつ、やっぱりいいよな〜と感じる、イギリスの気の少ない山々の風景が重ねられて、ゆったり始まります。


そして、あの時代で、あの特殊メイク、凄かった。


特殊メイクは、スターウォーズも手がけていた、リック・ベイカーが担当しているのですが、

これが、カットを割ったり、オーバーラップなど、オプティカル処理などの誤摩化しを一切使わず、ワンカットずつ、ちゃんと狼男になっていく過程を、驚く程リアルに表現していて、「圧巻」の一言。

CGや様々な技術が発達した昨今では、いくらでも方法はありますが、当時は、完全にアナログの、人の手と知恵による、手作業の世界で、いかにリアルに架空のものを生み出すかが勝負、というシビアな状況だったにもかかわらず、今見ても、どうやっているのか、本当に知りたくなる位、良く出来ています。


僕は、普段、絶対ホラーは見ない(と以前、「パラノーマルアクティビティ」の時書きましたが)ので、今までDVDを手に取ることもなかったのですが、これは、ただのホラーではない。


かなり笑える部分も多くあって、えー?!、ここでこういう会話!こんな展開に持っていく?!という、ユーモアがちりばめられていて、とっても楽しめる内容になっています。
(特に映画館のシーン!)

アイデアと、情熱で作られたこの作品のパワーに脱帽しました。

そして、音楽。


狼男=満月で変身


というお決まりの展開にちなんで、使われている曲は、ほとんど、「Moon」にまつわる歌ばかり。

中でも、CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)の

"Bad Moon Rising"

はもともと好きな曲でもあり、使い方が良かったです。


あとは、カーアクションシーン。

これは圧巻。


ジョン・ランディス自身も実は車に轢かれる役で、カメオ出演しています。

もとスタントマンだったそうで、見返したら、さすがにうまい。

そして、カークラッシュに対する徹底ぶりに感銘を受けました。


あの場所であんなこと、よくできたなあ、と、ロンドンに去年、行って来たばかりなので、なおさらびっくりしました。(場所は見てのお楽しみです!)

しかも深夜二晩で各2時間ずつで撮ったらしいです。

あれだけの内容を、4時間で撮ること自体、凄すぎです。



ちなみに、英語の原題は


「An American Werewolf in London」


です。


6月にある特殊メイクの人と飲みましょう、と言っているので、お話しするのが楽しみです!








 
 みなさま、ご無沙汰しておりました。

おお、今月はもう真ん中に差し掛かっているのにもかかわらず、今月初のブログアップです。

時が経つのが早かった…

おととい、トムが僕の家を一時離れて、ある俳優さんのお家に移動していきました。

トムが家に泊まりに来てから、濃〜い2週間でした。

トムは日本に沢山友達や知り合いがいるのですが、僕と共通の知人も多く、ここぞとばかりになるべく集まって飲んだり、カラオケに行ったり。

そう、トムは大のカラオケ好きなのです!


あ、これ以上言うとプライベートに関わるかもしれないので、やめときますが、僕と音楽の趣味が共通していることもあり、一緒に歌った曲も何曲かあって、毎回かなりはっちゃけます!


その他にも、NYの上映に来てくれたドキュメンタリーの編集の方とそのお友達の方にトムを紹介がてらお食事したり、

はたまた、トムも僕もお知り合いのある女優さんと会ってカラオケ(また?!)ではっちゃけたり、

それこそ、「ロックアウト」の六本木公開時のトークにお越しいただいた、日本翻訳アカデミーの浅川さん、ドイツ ニッポンコネクションのアレックスさんなどとまた集まったりして、非常に濃〜い2週間でした。



そして、トムはいつも名言を吐きます。


ライターさんであり、映画の脚本も書かれる方なので、言葉の魔術師なのですが、

粋なことをいうわけです。


前回のブログで


Science


と書きました。

これはトムの大好きな、ある日本人バンドのヴォーカルの方が言った言葉ではありますが、
名言で、

要は、人と人が出会って、知り合ったり、影響し合ったり、恋が始まったりするのは、人間同士の化学反応である、という意味で、それはまた、本人がなにかアクションを起こすことでなにかしらの化学反応が、相手と自分の間に起こる、または、起こす、という意味も含んでいるのです。


う〜ん、深い。


ほかにもトムはちょいちょい、良い言葉を吐くんですが…

忘れました(笑)


こんど、メモっときます。


ということで、シリーズ化しようと思っていた、「今日のトムの名言」は一時中断です。


とにかく、トムが2週間いたことで、

僕の部屋はとても綺麗になり、大量の粗大ゴミを出す算段を終えることができ、

洗濯物も畳んでもらい、とても快適に過ごすことができました。

最後にはトムが買って来たケーキと紅茶を楽しみ、

そのあと、僕の家の直近の良い居酒屋(これもトムが発見!)でおいしいお酒を飲んで、いろんなことを勉強させてもらいました。


ということで、「第1回トムの2週間集中コース」は終了したのでした。



あ、誤解なきよう。


僕たちはそっちではありません(笑)


トムはまた2週間後にやってきます。


もっと部屋を綺麗にしておこう、と。




 昨日、はるばるオランダから、ライターであり、映画評論家であり、

ゆうばり映画祭の審査員も務めたことのある、

日本映画に造詣の深い、トム・メスさんがやってきました!


一月に来た前回も僕のアパートに一週間ほど泊まっていったのですが、

前回僕の仕事が忙しくてあんまりゆっくりできなかったのですが、今回は長期滞在らしく、

一緒に飲みにいくチャンスも多そうで、楽しみです!


トムとは、去年のロンドン、レインダンス映画祭でジャスパーさんのお家にお世話になった時に一緒に泊まって仲良くなりました。


彼は塚本晋也監督、三池崇監督などの本を書いており、日本の名だたる有名監督の皆さんと親交がある人で、

日本映画も、日本人より日本映画を見ている外国人のうちの一人で、

ドイツのニッポンコネクションのアレックスさん、

NYのニューヨークアジア映画祭のディレクターで今年のゆうばりの審査員だった、マークマルコウさん、

ジャスパーさんなどとつながっていて、とにかく、日本映画を外側から誰よりも見てくれている人のひとりです。


そんなトムと、なぜかウマが合い、同い年ということもあって、すぐさま仲良くなったのでした。


前回もそうだったんですが、ありがたいことに、トムは、いつもプレゼントを買って来てくれるのです。


例えば、

前回、ある夜、深夜、ロケから家に帰ると、電気を点けて待っていてくれて、

「ヤス、プレゼントがある。」

と言って、

「今日、鎌倉に行って来たんだ。そこでこれを買って来たんだよ」


と、そば粉が入った安倍川餅を渡してくれました。

渋い!!(笑)


それがまたとってもおいしくて、深夜の疲れている体に染みる、やわらかいお餅で、なんか、


センスいいな、と思いました。


で、それだけではなく、なにかしら、くれるのです。

そう、前回の大ヒットは、オランダのピーナッツバター。

これがむちゃくちゃうまかった!!


僕があまりに感動したので、


「今度日本に来る時にはもっとでかいビンのやつを持って来るよ」


と言ってくれ、楽しみにしていました。



しかし...



昨日、着くなり、トムが、



「ごめん、ピーナッツバターを持って来ようとしたら、オランダの税関でひっかかって…」


と、なんと、ピーナッツバターが「液体」扱いを受けたらしく(笑)、

機内に持ち込めなかったそうです。


前回は大丈夫だったのに、今回はかなり厳しくなっている模様。

でも、あの、ペースト状のピーナッツバターを、
「液体」って…(笑)


世の中どうかしている…


しかししかし、そんなことでめげるトムではありません。


彼は、代わりにとっても素敵なおみやげを持って来てくれました。


それがこれ!

04319b5f.jpeg
左がチョコで、右が紅茶!紅茶のラベルには素敵な言葉が!!


オランダのチョコと紅茶をもらいました!

しかも、この紅茶のラベルには、オランダ語でとっても素晴らしいメッセージが書かれていて、
感動しました。

それは


「Droom van Rotterdam」


つまり、


「ロッテルダムへの夢」


という意味で、


僕が映画を作って様々な映画祭に行けたものの、

インディペンデント映画作家にとって、ひとつの大きな目標であり、ここで認められたらすごい、という映画祭である、

オランダのロッテルダム国際映画祭にはいけず、


次の目標のひとつにこの映画祭にかけてもらえるような作品を作る!


ということをトムが知っていて、僕へのエールの意味を込めて、この紅茶をプレゼントしてくれたのです!!



なんて素敵なひとなんだ!



こうやって、いつもトムには良い思いをさせてもらっています。


礼儀正しく、話していてもすごく為になる。

ときには一緒にハメを外すこともできて、(早速昨日の夜、飲みにいって弾けましたが!)

本当にいい友人です。


昨日はトムと結構お互いの現状などについて、意外とかなりまじめに話をしたんですが、
とっても考えさせられることが多く、とても有意義なお話ができました。

そして、彼はいつも名言を残すのでした。


おっと、この続きはまたこんど!



トムの今日のひとこと


Science!!(サイエンス!)

※これについては次回のお楽しみ!





 今日、かねてから女優の小島可奈子さんにお誘いいただいていた、いしだ壱成さんの出演される舞台、


「HAMLET〜青い薔薇のくちづけ〜」


を見てきました!


シェイクスピアのハムレットを、作・演出 桜木さやかさん、近未来の2150年の設定で描く、エンターテインメント演劇。


うろ覚えの中途半端な記憶で、ハムレットの筋書きや設定を曖昧に覚えていたので、途中から、

「ああ、そうだったよなあ、え?ここ、こうだったんだ…」

と、記憶を辿るというより、新たにハムレットをおさらいし、発見しながらの鑑賞。



しかし、桜木さやかさん演出は、そこにさらに悪魔を登場させ…


おっと、あんまり言うとまだ見てない人にネタバレになるので控えます。

(ちなみに明日が千秋楽です!是非!)


とにかく、ハムレット自体がやっぱり面白い!いや、あのアレンジも面白かったんだと思うんですが、すごく楽しかったです!


ということと、出ている俳優さんの肌がつるつるで、お客さんの大半が女性!


こりゃあ、女性が喜ぶ人たちが出てらっしゃるなあと納得しつつ、そのなかで一際輝いていたのが、

いしだ壱成さん。



生でお芝居を拝見するのは初めてでしたが、もう、その佇まいと目力、オーラが違う。


そこにいるだけで目を惹き付ける吸引力。

そして、一言一言のセリフ、一挙手一挙動が、一瞬たりとも目を離させない。

釘付けにされてしまう。


日本の俳優さんでどれだけこういう俳優さんがいるでしょう。


後半から、とにかく、壱成さん演ずるレイアティーズが、素晴らしく弾ける。


なにかを超越した瞬間を垣間見る。


それは、演技を超えた、なにもかもを捨て去り切った、覚悟とか、そういうものをさらに超えた
、振り乱した超越的境地。


映画を作っていても、音楽をやっていても、表現をする人にとって、一番素敵で、必要なコアな部分だと思いました。


それを体現できる壱成さんは、すごいなあ、と感銘。


終盤の壱成さんの目は、次元を超えていました。



園子温監督の「奇妙なサーカス」を見た時に、壱成さんは凄い俳優さんだ、と思ったんですが、


それ以来の喜び。



立ち姿が綺麗で動きが華麗。

無駄がなく、何にも媚びていない。

ブレない確固たる軸がどーん、とそこに横たわっている、その力。



本当に素敵でした。


小島さんが壱成さんのことを、「天才」と呼ぶ理由が良くわかりました。




舞台が終わった後、小島さんに壱成さんをご紹介していただき、ご挨拶もさせてもらって、少しこの感動をお話しさせてもらって良かったです。


ご本人もとっても素敵で謙虚な方でした。


その後、小島さんと色々ともの作りに関してお話して、表現者の熱い魂をどんどん形にしていきたいですね!などと盛り上がりました。


またまたみんなで何かできそうな予感…!



普段、なかなか舞台も見に行けていなかったので、本当に誘って頂いて良かったです。

良い刺激をいただきました!


小島さん、ありがとうございました!


まだご覧になっていない方は是非!


ルドビコ★vol.6「HAMLET - 青い薔薇のくちづけ - 」

作・演出:桜木さやか

演出協力:佐山泰三

ポスター(表)を見る

 

ポスター(裏)を見る

公演日程

2010年4月20日(火)~4月26日(月) 全10ステージ
4月20日(火) 19時~
4月21日(水) 19時~
4月22日(木) 14時~ / 19時~
4月23日(金) 19時~
4月24日(土) 13時~ / 18時~
4月25日(日) 13時~ / 18時~
4月26日(月) 14時~

出演情報

林修司
いしだ壱成
 
矢吹卓也(Takuya)
鈴木拡樹
寿里
倉貫匡弘
木咲直人
齊藤ヤスカ
加藤学
MARCO
今里真
康喜弼
 
愛萌
阿久澤菜々
ウチクリ内倉
森田龍
上杉美浩
須上佳名子
 
叶千佳
桜木さやか
日向薫

チケット/お問い合わせ

チケット絶賛発売中!
チケット:
日時指定・全席指定
前売:5,500円
当日:5,800円
※4月22日14時の回のみ平日割り引き:前売4,800円
お問い合わせ:
公演に関するお問い合わせ
サンモールスタジオ 03-5367-5622(平日11時~18時)
 
チケットに関するお問い合わせ
TUFF STUFF tuff0809@yahoo.co.jp

会場

HARAJUKU QUEST HALL
東京都渋谷神宮前1-13-14
TEL 03-3470-6331
 JR原宿駅 表参道口から徒歩1分
 東京メトロ千代田線 / 副都心線 明治神宮前駅3番出口から
徒歩1分


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